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TRPGについていろいろ書いたり。ツールとか置いてあったり。

変えるべきか、変えざるべきか。それが問題だ。 —

改竄とバランス調整 いつの時点でするべきかを読んで。
ららら的には、「データは変更しないが運用を変える」感じで。
極論を言ってしまえば、データ変更する行為は悪だと思う。


毎回データを流動的に変える必要があるのなら、データそのものの作り方を検討しなおすべきだし、
外部(コンベンション)にでるなら、テストプレイをしたりして、事前にバランスを調整しておくべき。
フルスクラッチや持ち込みを禁止して、クイックスタートやテンプレートを使用させ、
事前にテストプレイをしておけば、データ面における「事故」はほとんど発生しなくなる。
ちゃんと運用するなら、そもそもデータを変更する必要が無い。
つまり、データを変更しなくてはならない場合は、運用のどこかに異常があるのだ。
………と、ここまでが理想論。以下現実的な回答。
運用を変えるというのは、あえてリソースを最大活用しない、と言うこと。つまり八百長。
▼故意に硬いキャラクターを狙い、複数の武器から攻撃力が弱いものを使う。
▼《紅蓮の魔剣》を2〜3発同時に乗せて、《白光の聖盾》1発で消させる。
▼ドラゴンは初手でブレスを吐いて、プロテクション・フロム・エレメンツで防がれる。
▼《死の舞踏》で[完全死亡]じゃなく[気絶]ダメージを入れる。
▼バルキリージャベリンは一人につき一本ずつ分散する。
これらは、「キャラクターを殺戮する」と言う目的からすれば完全に悪手。
でも、プレイヤーを楽しませると言う目的からすれば最善手。
「思ったバランスと違ったな」と思ったら、すこし戦法を変えればいい。
開始前に見たデータに、不安を感じたりしなければ、これで大抵はなんとかなる。
データが明らかに不安だったら、作り直させればいい。
それができなかったら……ちょっと普通の方法じゃ厳しいかもしれない。
そういう時は、普通じゃない方法で対応するしかない。それに関してはまた別の話。


Categorised as:雑記

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