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TRPGについていろいろ書いたり。ツールとか置いてあったり。

『D&D3e』カテゴリーの記事

ダンジョンデルヴァーあれこれ。 —

Song and Silenceのプレステージクラス、ダンジョンデルヴァーについて。
キャンペーンで使った感想とか。いろいろ。


■ 必要条件
▼ 技能
  クロススキルは一つもないものの、
  〈登攀 / Crimb〉10と〈製作(石工) / Craft(stonemasonry)〉5は、
  意識して取っていかないと取り損なう可能性アリ。
▼ 特技
  《鋭敏感覚 / Alertness》と《無視界戦闘 / Blind-Fight》は、
  他のプレステージクラス(特に《耐久力 / Endurance》とか)に比べれば全然マシ。
▼ 特殊
  ダンジョンデルヴァーになるための最難関。(公式シナリオなら自動的に満たせる…かも?)
  1番目は「死ね」と言われてるも同然。㍉です。…あ、罠満載ダンジョンなら…何とか(なりません)
  2番目は(普通は)もっと無理。DMの胸先三寸だし。
  3番目は…キャンペーンとかで、1年とか時間が開けば…かな。一番現実的。
■ クラス技能
  〈はったり / Bluff〉が無いのは痛い。超痛い。
  他は、交渉系をパラディン(あるいはソーサラー)に任せてるなら、困る事は全く無いハズ。
  むしろ技能ポイントが余るので、〈魔法装置使用 / Use Magic Device〉を取り始めてもいい感じ。
■ クラスの特徴
  BABはローグ準拠。セーヴは頑健と反応がGood。
  頑健セーヴのGoodはローグ系にとっては非常にありがたい所。
▼ 武器と防具の習熟
  ローグよりも習熟した武器は増えるものの、今更持ち変えるかどうかも微妙。
  《武器の妙技 / WeaponFinesse》とか持ってると目も当てられない。
▼ 罠 / Traps
  基本的にローグから来るんで恩恵を受けるコトはありえません。(‘A`)
▼ 危険感知 / Denger Sense
  中レベル域ならそれなりに。
  1レベルでのボーナスの+2/+2/+4も、習得直後は充分以上に役立つ数字。
  (特に〈視認/Spot〉の洞察+4は大きい。)
▼ 疑似視覚 / BlindSight (変則/ex)
  強い。通称デルヴァー髭。習得すると生えてくる。
  発動に通常アクションを消費するのと、射程が20ftなのがちょっと厳しいけど。
  ドア開ける前とかに発動しておけば1戦闘以上は余裕で持つわけで。問題無し。
  サイレンスなどで無効化されないのも良い感じ。一体何で感知してるんだか。多分髭。
▼ 石工の勘 / stonecunning (変則/ex)
  あればいいんだけど、無理に取りに行く必要はまったく無し。
  10レベル前後ならまだ使えなくはない…かな。
▼ 縮小 / reduce (擬呪/sp)
  重量-90%は3eなら”テレポート/Teleport”の時に重宝。
  キャンペーン中でも、重量制限をクリアするために使ったコトあり。(1回か2回だけど)
  サイズに関しては……身長半分になっても変わらないんだよねぇ。
▼ 暗視 / darkvision (擬呪/sp)
  60ft暗視。術者レベル及び使用回数不明…。(‘A`)
  (超常/su)なら、話は早いんだけどなあ…。
▼ 宝物感知 / tresure sense (超常/su)
  良いです。最低1400ft(実に280マス)内の財宝を感知できてしまうのは驚愕。
  公式シナリオやるなら持っておいて損は無い感じ。(特にコーデルのやつ!)
  自作のシナリオとかだと、無駄な財宝とか隠さないからダメかもだけど…。
▼ 経路発見 / find the path (擬呪/sp)
  普通に使える。普通に6レベル呪文だし。
  他人への使用ができないので、”テレポート/Teleport”には使えないけど。
▼ 位相の扉 / phase door (擬呪/sp)
  これも使える。7レベル呪文が使えないわけがない。
■ 全般
  最短で進化するなら、ローグ7→ダンジョンデルヴァー1で8レベル目。
  3レベル目が死ぬほどマズいので、2レベルで止めちゃうのもアリ。
  同様に5レベル目も割とマズいので、4レベル止めもそれなりにアリ。
  6レベル以降は上げられるだけ上げてOKかと。
■ 感想
  基本的に近接戦闘ローグ向け。(前提条件とか、疑似視覚の射程とか)
  急所攻撃メインで戦うなら、2レベルで疑似視覚を取って他のプレステージクラスへ
  …と言うのは充分ありえる話。むしろ疑似視覚のためだけにもアリ。
  キッチリ8レベル目から成長させられるなら、キャラクターレベル14での宝物感知は
  パーティ資産を増やすのに活躍するはず。
  …まあ、2レベルだけでいいクラスです。
  武器装備ガイドの”真の闇の目隠し”が買えるなら取らなくてもいいクラスです。(‘A`)

Song and Silenceのプレステージクラス、ダンジョンデルヴァーについて。 キャンペーンで使った感想とか。いろいろ。 ■ 必要条件 ▼ 技能   クロススキルは一つもないものの、   〈登攀 / Crimb〉1 […]

続・迷える魂を喰らう者⑦(最終回) —

前回までのあらすじ
魂を喰らう邪悪な竜、アシャーダロンは目の前だ!
準備は万端、パーティはフルメンバー!
8部作のキャンペーンに決着を付けるべく、いざ、突撃!
(※比較的パワープレイ分多め。公式シナリオネタバレ注意。)


メンバーを再確認。(50音順)
■イレイリア(エルフ、混沌にして善、20LV:クレリック)
  『地底の城砦』の初プレイから通して冒険を続ける唯一の初期メンバー。
  パーティの顔役。生き残る事に長けたその行動は何度パーティを救った事か。
  「ミラクル撃つかもしれないからLV20に上げなかった」発言は強烈でした。流石。
■エレンティア(エルフ、真なる中立、19LV:ウィザード/キャンドルキャスター/ローアマスター)
  エルフのウィザード。パーティの知恵袋にして裏パーティリーダー。
  『地底の城砦』からイレイリアと共にパーティを勝利に導いてきた。
  〈知識〉から〈魔法装置使用〉まで使いこなすまさに賢者。
■セラ(ハーフリング、混沌にして善、20LV:ローグ/ウィザード/ファイター/レンジャー/ディープウッドスナイパー)
  ディープウッドスナイパーで手に入れた×5のクリティカル倍率と、
  グレーターマジックウェポンの2重掛けから放たれる無体な攻撃ボーナスは
  1撃100点を上回るダメージを容易に叩き出す。パーティ随一のダメージディーラー。
■ドレック(ドワーフ、秩序にして善、20LV:ファイター/ドワーヴンディフェンダー)
  圧倒的なACとHPで構築される最強の前線。
  伝説の名匠、ダーゲディンの手によるキーン・ホーリィ・ドワーヴン・ウォーアックスを握り、
  全力攻撃で着実に敵のHPを削り取る。でも非実体とか視認困難失敗確率は結構苦手。
■トルカン(人間、混沌にして善、18LV:ローグ/ダンジョンデルヴァー)
  『迷える魂を喰らう者』開始直後、『キミはディドの子孫だ』とハンドアウトを渡される。
  HPの低さに泣かされる日々も、各種強化魔法を常用するようになって大分緩和された様子。
  今回の戦闘の為に色々と小ネタを仕込んできているようだが…はたして?
■ブレイ(人間、混沌にして善、17LV:ソーサラー/ファイター/バーバリアン/ホーリー・リベレーター)
  途中参加による経験点差が足枷になっていたものの、
  今やその手には上級アーティファクトであるところの”ドラゴンハンマー”が。
  パーティ中最強のACと攻撃力を手にした今、アシャーダロン戦の最終兵器となるか?
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それは圧倒的な大きさと威圧感、そして恐怖の象徴だった。
かつてないサイズのレッドドラゴン。デーモンの心臓を胸に納め、魂を喰らって生きながらえる邪竜。
その傍らには、ハーフフィーンドのコボルトが。
「我と共に永遠の命を手に入れる気は無いか?」
「世界を滅ぼすわけにはいかないんだ!」
「ならば死ね!」
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エレンティアのマス・ヘイストから火蓋が切って落とされる。
「アシャーダロンに再び滅びを!」
「き…貴様、ディッドの子孫か!おのれ!」
「クリティカル!フィーンド瞬殺!」
「グレーター・ディスペリング!」
「さらにグレーター・ディスペリング!」
「ヘイストもディスプレイスメントもミラーイメージも残った!」
「ドラゴンブレス!さらにそこのローグ!メテオ喰らえ!」
「ワンドでバリア(プロテクション・フロム・エレメンツ・ファイア)張り直し!」
「リミテッド・ウィッシュから放てモルデンカイネンズ・ディスジャンクション!意志セーヴ−7!」
「…耐えた!魔法解体無効化!」
「もう一発グレーター・ディスペリング!解除!解除!解除!」
「ヘイストだけは張り直す!」
「AC40台後半か…どんな外皮だよ!」
「唸れ”ドラゴンハンマー”!ブレスウェポンでクリティカル!」
「アシャーダロンはタイム・ストップは持ってないのか…(指輪外す)
 ここで押し切る!必殺タイム・ストップ!『時よ…!』」
「グレーター・カウンター・スペル・リングwithタイム・ストップ発動!相殺!」
「うわっ!同じ事考えてたー!?(指輪嵌め直す)」
世界の運命を決める戦いは、わずか10数秒で決した。
聖なる輝きを秘めたセラの矢が、アシャーダロンの最後の力を奪い取ったのだ。
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「か……勝った!勝ったぞ!」
「…まて、様子が……様子がおかしいぞ!?」
「アシャーダロンの呪縛から蘇ったぞ!私は自由だ!」
アシャーダロンの身体を引き裂いて現れるデーモン!
戦いは終わっていなかった…!
だが、我々には余力がある。この冒険に決着を付けるのだ!
わずか10秒後。デーモンは地に伏し、消滅した。
二度とこの惨劇が繰り返されないよう、アシャーダロンの魂を宝石に封じる。
彼の竜の魂は、輪廻させるには危うすぎるのだ。
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「この剣(”ドラゴンハンマー”)は…」
「いずれまた、神々の使者がそれを必要とした時のために、ここに置いていきましょう。」
「人の手には余る代物だ。」
「それに…大司教に渡すのは癪だしな。」
水晶の森の片隅で、伝説の剣は次の主を待っている。
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「父が倒されたのならば、世界はまだ滅びる運命に無かったと言う事。」
「この次元を去ります。いずれ会う事もあるでしょう。」
父の死を聞いた青年は何を思い、何処へ行くのか。彼は深くを告げてはくれなかった。
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一行の前に光り輝く何者かが現れる。
「あなた方に祝福を。栄光を。我々からの贈り物です。あなた方に二つ目の魂を。」
「…私には必要ありません。その代わりに…教義の為に散った聖騎士の魂を救っていただきたい。」
「なら、私の分は戦いに巻き込まれて死んでいった子供達のために。」
この壮大なる物語のきっかけとなった小さな街で。
デヴィルの支配から解き放たれた商業都市で。
少しだけ奇跡が起きた。
+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+
グレイホークへ戻った一行を、街中が讃える。
「いや、流石なものだ。志半ばにして倒れたパラディンも喜ぶだろう。」
「なんでそれを知ってる!?」
「邪竜が倒れたら靄が晴れて急に見えるようになったのでね。」
「見てたのかよ!スクライかよ!」
「キミ達が死んだ時に都合良くダイヤがあるのを不思議に思わなかったのかね?」
「な…なんだってー!?」
グレイホークの市長と謁見。
「君たちの望むままの地位を与えるが…どうするかね?」
「…考えさせてください。」
6人の英雄を讃えるため、街を上げての祝賀会が夜通し行われる。
人々が英雄を一目見るべく集う中、流れに逆らい街を出る人影が4つ。
+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+
「この危険な魂を、このプレーンに置いておくわけにはいきません。」
「一緒に行ってもいいですか?地位に縛られるのは嫌ですから。」
「ならばワシも一緒に行こうかの。」
「カンドルーカーの工房へ戻らなくてもいいので?」
「何、そう急ぐ事もあるまい。」
新たなる目的を見つけて、3人は新たな冒険に旅立った。
+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+
グレイホークにはエルフの神の神殿が建った。ペイロアに負けず劣らず…との噂が立つ日も近い。
優れた聖戦士と大司教がいれば、当面危機の心配はしなくて良さそうだ。
+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+
「かくて、世界の運命を救った英雄達の物語は終わりを告げた。」
「……英雄は6人じゃなかったのかい?あとの1人は?」
「いや、5人だよ。正義の剣に斧に弓、そして秘術と信仰。それ以上に何か必要が?」
適当な事を言ってはいるが…洞窟屋に詩人の才能は無さそうだ。

前回までのあらすじ 魂を喰らう邪悪な竜、アシャーダロンは目の前だ! 準備は万端、パーティはフルメンバー! 8部作のキャンペーンに決着を付けるべく、いざ、突撃! (※比較的パワープレイ分多め。公式シナリオネタバレ注意。) […]

続・迷える魂を喰らう者⑥ —

前回までのあらすじ
街へ戻り5000gpのダイヤモンドを砕きつつトルカンを蘇生させ、
手に入れたアイテムを売り払って戦力強化を狙う。
いよいよ大詰め。アシャーダロンとの決戦は目の前……か?
はたして一行は世界を救うコトができるのか…?
(※比較的パワープレイ分多め。公式シナリオネタバレ注意。)


開始直後一人足りないコトに気が付く。クレリックのイレイリアがいない……。
(「集まる面子でやる」がキャンペーンの基本です。)
先手必勝で片づければなんとかなる……ハズだ!
最終決戦を前に大盤振る舞い。パワープレイ的にパーティの戦力強化を図る一行。
+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+
「アンホーリィか…邪悪だし、まとめてこの程度かな。」
「足下見られてるよ!超見られてる!…でも、世間には出したくないし。仕方ない。」
「モロモロ売り払って17万gpです!」
「強化に。全て強化に注ぎ込もう。」
「最低でも前衛用にゴーストタッチウェポンを買いましょう。非実体がダメ過ぎる。」
「ヒロイズムポーションを人数分。最低12本。」
「マジック・ヴェストメントの15LVワンドをハーフチャージで!」
「アミュレット・オヴ・ナチュラルアーマーは売っていい。ワンド振るから!」
「マス・ヘイストのスクロールを!」
「シールド!シールドのスクロール!」
「捕まれたら死ぬ。オイル・オヴ・スリッパネス必須!」
「組み付きの基準値75あるから関係ないよ」
「(‘A`)ヴァー!?な……75!?なんじゃそりゃ!」
「しまった!ヒーローズ・フィーストが…」
「大司教!大司教!食事だ!あとグレーターマジックウェポン!」
「これで勇者定食も2回目か。いよいよ最後の晩餐かね」
「違うよ!生きて帰ってくるから3回目は奢れよな!」
気が付けば17万gpは一瞬で吹っ飛び、パーティ資産から補填する始末。
「色々詰めてたホールディング・バッグも随分軽くなりましたね。(なりません)」
キャッツグレイスとエンデュランスのワンドを4が出るまで振って、全員の能力値を底上げ。
耐久力、敏捷に+2ボーナス。
バークスキンとマジック・ヴェストメントのワンドを《魔法装置使用/Use Magic Device》で無理矢理使う。
ACに外皮+5、鎧+5、盾+5ボーナス。
これ以上は無いぐらいに強化された一行。
これで勝てなければ、そもそも勝ち目の無い戦いだったのかもしれない。
「撤退用のプレインシフトが足らないかも知れませんが…」
「大丈夫。勝つから。必ず。」
実際、撤退したら、被害に寄っては戦力を立て直すだけの資金は無いかもしれない。
むしろ撤退できないかもしれない。泣いても笑っても最終決戦。覚悟を決めて、いざ突撃!
+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+
プレイン・シフトとウィンドウォークで、再び迷える魂の砦へ。
前回とは逆回りに進み始める。
「ぶっちゃけランダムテレポートの時にD8振ったから部屋は8個だとプレイヤー的予想。」
「ぶっちゃけすぎだよ!」
部屋(仮称:外周部⑧)には特に何も見あたらず。
「何もない…ってのは変な話だなあ。」
「〈聞き耳〉にも反応は無いし…」
「先を急ごう。」
部屋(仮称:外周部⑦)へ足を踏み入れたパーティを待ち受けていたのは、
ヒュージ(超大型)以上はあるだろうと思われる、甲殻ワームみたいな謎の生物が2体。
エレンティアがキャストしたマス・ヘイストで加速した一行は迷わず突っ込む。
トルカンの急所攻撃とブレイの一撃、セラの5連射で1体を瞬殺。
2体目のワームのチャージを防ぐべく、ドレックが接敵。
ワームから18d6ダメージの音波(遠隔接触)攻撃がセラへ。
目が走らずダメージは45点。2体で集中攻撃されていたらやばかったかも…。
結局、2射目を打たせる事無く、2体のワームは地に落ちました。
部屋(仮称:外周部⑥)。
前回メイズで吹っ飛ばしたマンタが復活している様子。
ゴーストタッチ・ウェポンは準備万端。失敗確率は怖くない!雪辱戦だ!
とりあえず前回同様、トルカンが全力(近接接触)攻撃で4回殴られる。(‘A`)
3ヒット。内1回はクリティカル。
全員がちょっと(いや、かなり)絶望的な顔になる。撤退か…撤退なのか?
だが、しかし。かろうじて全てのセーヴィング・スローに成功。天運は我々にあり!
「さっきのHPダメージってストーンスキンで止まらない?」
「+5武器扱いだから全部抜けてるはず…」
「……あれ?それってつまり…ダメージリダクションあるって事?」
「+5/20で持ってるよ。」
「…もしかして、ゴーストタッチウェポンで殴った分、全然通ってない?」
「グレーターマジックウェポンが標準だと思ってたからなあ。通ってないね。」
「うわーだめだー!」
通らないより失敗確率の方がマシ!とばかりにセラが+5アローを乱射。
見事にクリティカルした一撃が、マンタを消滅させました。
「さて…あと行ってないのは?」
「バードの部屋(仮称:外周部③)か。」
部屋(仮称:外周部⑥)で待っていたのは、あからさまなハーフドラゴンのバード。
「一体…何者?アシャーダロンとどんな関係が?」
「アシャーダロンは…僕の父です」
「な…なんだってー!?」
身構える一行。しかし、敵対する様子は無く…むしろ友好的な雰囲気。
運命に身を任せる事を選択したこの詩人は、
迷える魂の砦の中心にアシャーダロンが居る事、
この次元と同調しなければ中心に入れない事、
最後の決戦がどうなるにしろ、それが世界の理なのだと語り、
結末を見守るのだと告げ、再びパンパイプを吹き始めた。
再び何も無かった入り口右手の部屋(仮称:外周部⑧)へ。
奥まで行くと、そこにはハーフオークのものと思われる1体の死体が。
骨だけになった首から下げられたペイロアのシンボルが目に入る。
ディテクト・マジックが永続化されたエレンティアの視界には、その装備が強い輝きを放って見える。
「…だけど、これを剥いでいったら善(Good)じゃない。」
過去に戦い、朽ち果てた英雄に敬意を捧げて立ち去ろうとしたその時。
「この剣は……まさか、アーティファクト!」
(+10を上回る)圧倒的なパワーで輝くその大剣、”ドラゴンハンマー/Dragonhammer “。
持つ者に幸運(主にAC+7)をもたらす、+5 ホーリィ・ドラゴンベイン・グレートソード。
「お借りします。彼の竜と決着を付ける一時だけ。」
砕けた水晶に立てられた剣を抜き放つブレイ。
かくて、我々はアシャーダロンとの最終決戦へと赴くのであった。
+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+
その裏で。
「ここはディドの子孫であるところのトルカンが持つとサマになるんだけどなあ…」
「何で洞窟屋(ダンジョンデルヴァー)なんだよ!ファイターとっとけよ!」
「ローグに無茶言うなよ!ウワァァン!持ったって当たらないよ!」

前回までのあらすじ 街へ戻り5000gpのダイヤモンドを砕きつつトルカンを蘇生させ、 手に入れたアイテムを売り払って戦力強化を狙う。 いよいよ大詰め。アシャーダロンとの決戦は目の前……か? はたして一行は世界を救うコトが […]

続・迷える魂を喰らう者⑤ —

(前回までのあらすじ)
迷える魂の砦へ突入した一行。
怪しすぎる中心部は置いておき、外堀から埋めていく事に。
入った直後のハーフドラゴン族を難無く蹴散らし、左手の部屋の謎エネルギー生命体を撃破。
さて、次の部屋に待ち受けるものは…?
(※比較的パワープレイ分多め。公式シナリオネタバレ注意。)


部屋を抜けると、そこは同じような空間(仮名:外周部③)。
部屋中に密生した水晶で視界は主に30ft。
〈聞き耳/Listen〉に成功したセラが聞きつけたのは笛の音。
一同「楽器はヤバイ。バードとか良くない。」
今までの経験から華麗にスルー。次の部屋(仮名:外周部④)へ。
…だが、今まであった同調の気配がない。もしや、全部撃破しないとダメか…?
狭い通路を抜けると、そこは次の部屋(仮名:外周部⑤)。
目の前には20ft立方ぐらいの水晶の砦。その上に居座るタナーリ(デーモン)一族。
先陣を切るのは燃え盛る魔剣を握ったデーモン!ぶっちゃけバロール!
つまり、ヴォーパル(首刎ね属性)・ロングソード!クリティカル(10%)で即死!
先手必勝!”マス・ヘイスト”から加速する一行。
いつも通り、セラが放つ弓がバロールを瞬殺する。
そして大爆発。
DM「じゃあRefセーヴで。ダメージは50点」
一同「痛ー!?」
だが。その爆発は敵側にもばっちりダメージを与えていたのだった。合掌。
2体のバロールが立て続けに爆発した後、2体のグラブレズゥが残ったが、次ラウンドには轟沈。
隠れていた(が、爆発で燻り出された)もう一体のバルログにトドメを刺そうとしたその時。
“テレポート”で何者かが戦場に躍り込んできた!
ヌルン「あ…あれは!カテザール!」
一度は屠ったはずのカテザール。
なんと、”ウィッシュ”で復活したとのにべもないお答え。
“グレーター・ディスペリング”2連発で、エンチャントしていた魔法を全て解除。
ドレックとトルカンが殴りかかるが、”リング・オヴ・ブリンキング”の失敗確率に阻まれて届かず。
唸る6回攻撃と失敗確率に苦戦しながらも、セラの猛射の前に再度撃破。
次の部屋(仮称:外周部⑤)に待ち受けていたのはヒュージ(超大型)・レッドドラゴン。
しかも大きく息を吸い込んでやる気満々の体勢。その傍らには、ティアマット(邪竜)のシンボルを掲げたクレリックが一人。
一同「こうなりゃ総力戦だー!」
いつも通りにセラがクレリックを(永遠に)黙らせる。
そして突貫。ブレス撃たれたり殴ったり殴ったり殴られたりしながら撃破。
…マップの向きからみて、どうやら中心部を軸に半周は回ったらしい。
「試しに、中心行ってみよう。」
恐る恐る足を踏み入れ、中へ……。
出た先に待ち受けていたものは…
DM「じゃあとりあえず意志セーヴ。失敗したら筋力半減に加えて衰弱状態に」
一同「半減って身動き取れなく…ヤバイ!しかも衰弱に!?Σ(‘A`)」
一同「…衰弱……衰弱状態?なにそれ?3eにそんなのあったっけ?」
とりあえずその場はDM判断で恐怖状態として適用。
待ち受けていたのは、外周部②で出会った謎エネルギー生命体。
結果から言うなら、トルカンがCONに恒久的ダメージを受けてロスト。
(ミノタウロス以外には)必殺必中の究極呪文”メイズ”で2体を次元の狭間にぶっ飛ばして撤収。
トルカンの魂は吸い尽くされてしまったらしく、”トゥルー・リザレクション”でも1/4の蘇生率。
…一応帰って来れました。キッチリ4回目で。…22000g.p.ぐらい吹き飛びました。(‘A`)
強制的に戻る事になったとは言え、せっかくの時間。
せめて前衛勢にゴーストタッチ属性のサブウェポンぐらいは揃えておきたい所…。
ああ、初回で戻って来れてればなあ…。(‘A`)

(前回までのあらすじ) 迷える魂の砦へ突入した一行。 怪しすぎる中心部は置いておき、外堀から埋めていく事に。 入った直後のハーフドラゴン族を難無く蹴散らし、左手の部屋の謎エネルギー生命体を撃破。 さて、次の部屋に待ち受け […]

続・迷える魂を喰らう者④ —

ついに、迷える魂の砦へ突入した一行。
アシャーダロンの野望を食い止める事ができるのか…?
(※比較的パワープレイ分多め。公式シナリオネタバレ注意。)


突入直後。部屋(仮称:外周部①)で待ち受けていたのは、水晶の森が生い茂る広い部屋。
そして、コボルト(小型)。ベア(超大型)。エティン(大型)。キメラ(巨大)。
しかも全員ハーフドラゴン。やるき充分。振られるイニシアチブ。
■戦闘ダイジェスト(一部誇張が含まれています)
「コボルトのくせにやたら強え!なんじゃこりゃ!」
「零距離からのブレスだと!?ばかな!近すぎる!」
「これでAC49!そうそう簡単に当たるはずは…」
「デフォが50以上ありますが。《組み付き強化/Improved Grapple》。」
「(‘A`)ヴァー!?なんじゃそりゃー!?」
「れ…《激怒/Rage》からの8+2回攻撃!?」
「《完全二刀流/Superior Two-Weapon Fighting》と言うエティンフィートが…」
「(‘A`)」
「コボルトが逃げたぞ!逃がすな!」
致命的なダメージを受けたわけでもなく。無事に撃破。
彼等が付けていた指輪を嵌めると、どうやら身体が膨れたりしなくて済む様子。
(強烈な正のエネルギー界は危険なのです。)
砦に入る前に手に入れた拷問腕輪(機械仕掛けで流血し続ける)か指輪かの2択。
だが、しかし…指輪部位は貴重なため、あえて拷問腕輪な一同。
部屋からは、左右と正面へ3本の通路が。
ただし、中央は光輝いていて様子が窺えない。
「今までのパターンから行けば、外周をぐるっと回らないと行けないはず!」
危険に飛び込む必要はないと、左の通路へ歩く。
次の部屋(仮称:外周部②)には、レッド・ドラゴンとおぼしき死体が。
中身がすっかり無くなって、皮だけが残っているような……?
〈聞き耳/Listen〉に成功したセラとトルカンが、何者かの音を聞きつける。
トルカン「3体!」
セラ「違う!4体!」(達成値1高かった)
水晶の木々を打ち鳴らして近づいてくる敵の正体は…?
DM 「エネルギー体のような…」
セラ&トルカン 「うわー!エネルギーダメ!ダメー!(急所攻撃もクリティカルもしないから)」
DM 「来訪者で」
セラ&トルカン 「オッケイ!(来訪者は急所攻撃も乗るしクリティカルもする)」
DM 「CONに2d4ポイントの恒久的ダメージを」
一同 「(‘A`)ヴァー!?」
頑健セーヴに辛くも成功し続けて、CONを奪われる事も無く無事撃破。
多分、吸われるとこのレッドドラゴンみたいにしわしわに…。
苛烈な戦闘を2回こなし、本日のプレイはここまで。

ついに、迷える魂の砦へ突入した一行。 アシャーダロンの野望を食い止める事ができるのか…? (※比較的パワープレイ分多め。公式シナリオネタバレ注意。) 突入直後。部屋(仮称:外周部①)で待ち受けていたのは、水晶の森が生い茂 […]

続・迷える魂を喰らう者② —

イニシアチブ振った後の処理とか。
長い上にあんまり面白くないかも。


敵はリレンドが6体(A〜F)+デセイウス。
A〜Dは近距離に。E、F、デセイウスは50ftほど離れた位置。
A、Bがパーティの後ろを取る形になっているのが不安要素…か?
+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+
1ラウンド目
+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+
イニシアチブで先手を取ったエレンティアが、 “マス・ヘイスト” をキャスト。
フライング・ブルームで35ft空中へ逃げる。
続いてセラが全力攻撃で必殺の5連射。(全力攻撃+ヘイスト)
急所攻撃に加えてクリティカルも発動し、Bを瞬殺、Dに大ダメージ。
Dがセラへ反撃。《組み付き強化/Improved Grapple》発動。
-20ペナルティを受けて、DEXボーナス維持。(ローグいるしね)
サイズ差とダイス目(セラ:4)もあり、絡め取られる。(‘A`)
Cはブレイへ攻撃。《組み付き強化/Improved Grapple》発動。
こちらも-20ペナルティを受けて、DEXボーナス維持を選択。
サイズ差とダイス目(ブレイ:3)もあり、絡め取られる。(‘A`)
ブレイはヘイストの追加アクションで脱出し、そのままCへフルラウンドアタック。
惜しくも撃沈はならず。
そしてトルカンは5ftステップしてAへ。
5回(全力攻撃+《ExpertTactician》+ヘイスト)中4回がクリティカル!
A撃沈。
E、Fはヘイストポーションを出して飲む。
デセイウス様は自身にヘイストをキャスト。
イレイリアは”スペル・レジスタンス”を自身にキャスト。
追加アクションで”シールド・オヴ・フェイス”を自身へキャスト。
+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+
2ラウンド目
+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+
エレンティアの、 “ウォール・オヴ・フォース” でE,Fとデセイウスを隔離。
「1ラウンドしか持ちませんが、時間稼ぎにはなります!」
部分アクションは”ストーン・スキン”。
セラは組み付き状態からの脱出を試みる。
追加アクションでは失敗するものの、標準アクションで脱出に成功。
そのまま〈軽業/Tumble〉でC,Dの機会攻撃範囲を駆け抜け離脱。
Dはブレイへ全力攻撃。
《組み付き強化/Improved Grapple》発動。
DEXボーナスを失ってでも掴む事を選択。為す術もなく捕まれる。
動けないブレイへCが全力攻撃。
ブレイは追加アクションでDを振り解くのに成功。
脱出し、そのままCへ全力攻撃。
ブリンキング・リングを発動させ、トルカンがCに急所攻撃でトドメを刺す。
E、Fはデセイウスの側へ移動。
デセイウスは、追加アクションで”テレポート”をキャスト。(ウィズアウト・エラーかどうかは未確認)
ウォール・オヴ・フォースを突破してパーティの逆方向へ!
ただし、リレンドは重すぎてE1体しか連れて来れず。F置き去り。(以降いらない子)
残る標準アクションで “ホリッド・ウィルティング”がキャストされる!
奇跡的に頑健セーヴに全員(!)成功。
とは言え、半減でも大ダメージ。
イレイリアが “マス・ヒール” をキャストして全員全快。
追加アクションで”プレイヤー”をキャスト。
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3ラウンド目
+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+
エレンティアはセラへインプルーヴド・インヴィジヴィリティ。
部分アクションで”ゴースト・フォーム”。
透明化したセラは、部分アクションで移動してEへ全力攻撃。
全弾直撃。Eを瞬殺する。これで残るはデセイウスただ一人!
ブレイは残ったDへ全力攻撃を試みる。
トルカンもDへ攻撃。
デセイウス「時よ…!」
“タイム・ストップ”。d4+1ラウンド時間を止める、D&D3e(PHBにおける)最強呪文の一つ。
運命のd4は無情にも4を見せた。
疑似1R “メテオ・スウォーム”
 セラ、ブレイが直撃ラインに。セーヴ不可の24d6ダメージ確定。
疑似2R “チェイン・ライトニング”
 主目標はエレンティア。副次目標はイレイリア。
疑似3R “コーン・オヴ・コールド”
 目の前に居たブレイ、セラ、イレイリア、エレンティアが範囲に。
疑似4R “クラウド・キル”
 イレイリア、エレンティア、セラ、トルカンが効果範囲に。
疑似5R “リヴァース・グラヴィティ”
 ”フライ”のかかってないブレイは40ft落下確定。
「…そして、時は動き出す。」
“プロテクション・フロム・エレメンツ(ファイア)”でメテオダメージを全部止める。読み勝った!
ゴースト化したエレンティアに”チェイン・ライトニング”が失敗。副次目標のイレイリアにダメージ。
“コーン・オヴ・コールド”をセラは《身かわし》で回避。
“クラウド・キル”でブレイ以外に1d10ダメージ。
“リヴァース・グラヴィティ”でブレイに多少ダメージ。体勢が崩れたのが痛い!
一瞬にしてPT半壊。
そしてデセイウスの通常アクション。全力攻撃がブレイを狙う。
「身長25ftあるし、天井まで(40ft)余裕で届きますからー」
輝く戦槌は鎧・盾無視。ACがガタ落ちした状態ではどうしようもなく、2回命中。
HPがかなり危険な状態に。
イレイリアはウイングド・ブーツを起動し20ft上昇。クラウドキルの範囲から離脱。
最後の”マス・ヒール”をキャスト。
+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+
4ラウンド目
+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+
エレンティアは”グレーター・ディスペリング”をキャスト。
“ヘイスト”解呪を狙うが失敗。
追加アクションで”トゥルー・ストライク”をキャスト。
セラは距離を取りつつデセイウスへ全力攻撃。
バカ高い攻撃ボーナスで着実に当て、ダメージを重ねていく。
ブレイはウイングド・ブーツを起動し、デセイウスへ移動攻撃。
デセイウスが誇る高ACの前に阻まれる。
対するデセイウスは機会攻撃。鎧盾無しではどうしようもなく喰らう。
トルカンはヒューワーズ・ハンディ・ハヴァサックから出したフライ・ポーションを飲み、
クラウド・キルの範囲から外れて終了。ブリンク状態での移動力3/4は地味に痛い。
デセイウスは”トゥルー・シーイング”をキャスト。
セラとトルカンを認識し、ブレイへ全力攻撃。
+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+
5ラウンド目
+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+
“テレポート”で距離を開けられると厳しいと判断し、エレンティアは”ディメンジョナル・アンカー”をキャスト。
追加アクションで、”ヘイスト”解呪を狙い再度”グレーター・ディスペリング”。”ヘイスト”解呪に成功!
セラは再度距離を取り、デセイウスへ全力攻撃。壁際に追い込まれる。
ブレイはデセイウスへnatural20を狙っての強打+9全力攻撃。
トルカンはブレイとの挟撃位置へ走り込んで、
《Quicker Then the Eye》から《Expert Tactician》での急所攻撃。1発だけ命中。敵AC露見。
デセイウスの全力攻撃がブレイを捉える。4回攻撃、4発命中。
この攻撃でブレイが死亡。(HP-10突破)
イレイリアはセラに”ヒール”。
+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+
6ラウンド目
+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+
エレンティアはHPを削りにかかる。 “フィンガー・オヴ・デス”をキャスト。
追加アクションで、”ビグビーズ・クレンチト・フィスト”。
デセイウスの呪文抵抗を打ち破り直撃!
セラはデセイウスへ全力攻撃。
トルカンは急所攻撃。
デセイウスはイレイリアへ”フォースケージ”をキャスト。
イレイリアはヘルム・オヴ・テレポートを起動し、檻の外へ。
+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+
7ラウンド目
+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+
エレンティアがdoppleキャンドルに火を灯す。
5本2セット、計10本のマジックミサイルがデセイウスを直撃!
かくして、死闘の末、デセイウス轟沈。
犠牲は少なくは無かったが…。
(2005.01.26に修正。)

イニシアチブ振った後の処理とか。 長い上にあんまり面白くないかも。 敵はリレンドが6体(A〜F)+デセイウス。 A〜Dは近距離に。E、F、デセイウスは50ftほど離れた位置。 A、Bがパーティの後ろを取る形になっているの […]

続・迷える魂を喰らう者① —

多分に公式シナリオのネタバレを含みます。要注意。


いよいよパーティは、デセイウスの封印された次元界へ。
中へ入ると、蛇のような身体を持つ生き物たちに御対面。
パーティの顔役であるところのイレイリアが上手に言い繕って、デセイウス自身と面会を果たす。
身長25フィートの巨体は圧倒的。
さらに、その手に握られたブリリアント・エナジー・ガルガンチュアン・ウォーハンマーの輝きはさらに圧倒的!
一応、穏便に交渉してみる事に…。
「ソウル・トーテム、貸してくれない?後で返すからさ。(意訳)」
「取られたら死ぬからダメ。(意訳)」
「そうですか…。あきらめようか。(意訳)」
+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+
プレイヤー達の会話
「ソウル・トーテム、もうちょっと割って分けてくれないかなあ。」
「怒るから。殴るから。(笑)」
「デセイウスと蛇との挟撃はまずいです。一回退きましょう。」
「ここで逃げ帰るのか!」
「今日ドレック(L-Gのドワーヴン・ディフェンダー)いないし。」
「でも格好悪すぎる」
「スペルキャスターが挟撃されるのはマズ過ぎます」
+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+—-+
一旦は諦めかけ、再びアケロンへ戻ろうとした…その時。
「しかし、ここで諦めるわけにはいかない!」
「どうしてもソウル・トーテムを奪うというのなら、抵抗します!」
そしてイニシアチブを振り戦闘開始。
続く。

多分に公式シナリオのネタバレを含みます。要注意。 いよいよパーティは、デセイウスの封印された次元界へ。 中へ入ると、蛇のような身体を持つ生き物たちに御対面。 パーティの顔役であるところのイレイリアが上手に言い繕って、デセ […]

キャンペーン外伝。(後編) —

遅れて参加したのは、
▼セラ (ローグ/ウィザード/ファイター/ディープウッドスナイパー)
とりあえず、キノコ人間と化したトルカンを見てゲラゲラと笑う。
失われたドワーヴン・ウォーアックスは戻ってこない。
とりあえず生ドワーヴン・ウォーアックスを買い直し、グレーターマジックウェポンをかけて貰う。
効果時間はそれほど長くないが…どちらが生き残るにしろ、短期決戦になるのは間違いないだろう。
隣村へと向かう一行。村へ着いてみれば、そこは廃墟と化していたわけで…。
建物の中、所々に見つかるのは獣(?)に食い散らかされたと思われる人間の欠片。一同しょんぼり。(´・ω・`)
そんな中、遠くの通りに人影が。路地へと消える。
……危険な予感を感じつつ追いかけると、どうも誘われている様子。人影は村の外にある森の中へ。
向かう先には、洞窟が。中からは生臭い腐臭。
クレルの街を襲った謎生物が4体ほど沸いて出てくるが、相手になるわけもない。
先手を取ったセラの4連射とブレイの一撃で一網打尽。
だが、イニシアチブカウンターが1個多い。…何かいるっぽい?
セラ「ところで透明見えます。60fぐらいまで。(真の闇の目隠しfrom武器装備ガイド)」
DM「……じゃあここに大型のクリーチャーが」
セラ「フェイ・アロー(from武器装備ガイド)を撃ち込みます!」
フェイ・アローの魔力で透明化が解け、ぼんやりと輝く光に包まれる謎生物(大型)。
ファイターからわずかに5ftのその位置は、あまりにも致命的でした。秒殺。
そして扉の前へ。この先には一体何が…?
DM「ダメだったら逃げてね」
…何が居るんでしょうか。開けるの怖いんですが。(‘A`)
でも開けるしかない。だから開ける。開けた。
DM「じゃあ頑健でDC28」
……に、にじゅうはち?
…DC28はファイター勢ですら五分五分。これは…ダメかも。(‘A`)
しかし。奇跡的に全員が抵抗に成功。
待ち受けていたのは、ファイターとクレリック、キノコ(仮称)と…超肥満系の大食モンスター。
無惨にも周囲に積み重ねられる元村人(現オブジェクト)。許すまじ!
戦いの後、神殿で事の顛末を話し事後処理。
キノコ(仮)は生来の邪悪な怪物であり、隣村はその犠牲になってしまった様子。
クレルの街を滅ぼすための土台作りとして、司祭のフリをし、人々を騙していた…らしい。
…〈知識〉とか、〈交渉〉とか、〈情報収集〉とか……大事だなあ。(´・ω・`)
キノコ達の貯めこんでいた財宝は思ったよりも高額で。
失われた+2ドワーヴン・ウォーアックスは、
+1キーン・ホーリィ・ドワーヴン・ウォーアックスとして生まれ変わりました。
次はフル・メンバーでキャンペーン最終シナリオだ!

遅れて参加したのは、 ▼セラ (ローグ/ウィザード/ファイター/ディープウッドスナイパー) とりあえず、キノコ人間と化したトルカンを見てゲラゲラと笑う。 失われたドワーヴン・ウォーアックスは戻ってこない。 とりあえず生ド […]

キャンペーン外伝。(前編) —

鋼鉄城の主終了後、次の迷える魂を喰らう者をプレイする前にレベル低い組の経験値稼ぎ救済措置が。
メンバーは
▼ドレック (ファイター/ドワーヴンディフェンダー)
▼ブレイ (ファイター/ソーサラー/バーバリアン)
▼トルカン (ローグ/ダンジョンデルヴァー)
ソーサラーは1レベル咬ませてあるだけ。
スペルキャスター無しでどこまでいけるのか……?
マジックアイテムの素材を求め、クレルという街へ訪れた一行。
街は明らかに活気がなく、何やら異常な雰囲気。
理由を尋ねてみれば、毎晩謎の怪物が街へ押し寄せ、夜も眠れない日が続くという。
この状況では、とてもじゃないが仕入れは不可能。なんとか問題を解決しなくては…。
詳しい話を聞くために、街の警備隊へと足を向ける。
隊長と司祭が口論をしているのに出くわすが、とりあえずスルーする一行。触らぬ神に祟り無し。
口論も終わった後で、街を守るための警備隊に参戦しつつ、色々と話を聞いてみる。
どんな怪物が来るのかを知らないと、対処の仕様もないわけで。
「どんなモンスターでしたか?」
「丸い玉みたいなのに触手みたいなのがいっぱい生えてて、目がいっぱいあって……」
……び、ビホ様!?ビホ様ですか!?
「いや、ありえない!ありえないだろ!それはない!」
詳しく話を聞けば、どうやらビホ様では無い模様。サイズが違う。一同一安心。
ついでに、口論していた司祭の話を聞いて見るが、どうも口を濁される。
詳しい話を聞くのは無理そうだ。余所者には話せない事もあるのだろう。(〈交渉〉失敗)
一応、腐れ縁となりつつあるペイロア神殿へも顔つなぎに。
毎晩押し寄せてくる怪物達の被害者は、精神を破壊されてしまう様子。
被害者はまだ会える状態じゃ無いらしい。
同じく司祭の話を聞いてみるが、どうやら新参の異教徒の様子。
下町に人気はあるものの、ペイロア神殿は良く思っていないらしい。(当然だけど)
言葉を濁されてしまう。(やはり〈交渉〉失敗)
〈情報収集〉と〈交渉〉の出目の悪さに絶望しつつ、夜を待つ。
その晩、街を襲ってきたのは、実に奇妙な怪物達。
脆い(HP20、AC25ぐらい)上に倒すと溶けて消える。でも急所攻撃は乗る。つまりアンデッドじゃない。
「なんなんだこいつらは!?」
怪物を撃退している途中で、人影を発見するも、あっさりと魔法で逃げられる。
トルカン「い…インビジビリティなら見えますじょ?(超常視覚:通称デルヴァー髭発動中)」
DM「いません。」
トルカン「エーテルかテレポート…。何もできません。〈呪文学〉もありません。orz」
結局、その晩は黙々と街を守ったのでした。(脅威度にならず)
夜が明けて詳しい話を聞いてみると、どうやら怪物は、滅びた隣村から来ていた模様。
街の防衛で徹夜明けの一行は、一眠りしたら隣村へ向かう事に。
あんまり寝なくても大丈夫(Ring of Sustenance装備)なトルカンは、
他の2人が寝てる間に情報を集めようと街へ出る。
〈情報収集〉の目の悪さに絶望しつつ、半年前ぐらいに建てられた礼拝所の司祭に話を伺う事に。
〈はったり〉と〈真意看破〉の応酬。
トルカン「…なんか、とんでもない〈はったり〉持ち司祭だ…(〈真意看破〉失敗した)」
DM(司祭)「まあ、立ち話も何ですから、お茶でもいかがですか?」
トルカン「(失敗してるしなあ…)い…いただきます。」
DM「じゃあ頑健で」
トルカン「 1 振 り ま す た 」
ドレックとブレイが目を覚ました昼下がり。トルカンは、宿に戻っていなかった。


戻ってこないトルカンを探しに街へ出るドレックとブレイ。
礼拝所へ辿り着くものの、戸は閉まり、中の様子は伺えない。
周りの住人に話を伺うが、司祭に関して悪い噂は伺えない。
一方トルカンは、目を覚ますと地下室の中。かろうじて生きてる!死んでないぞ!
しかし体からキノコが生えたりして、シイタケ栽培の苗床状態。気分は冬虫夏草。
〈脱出術〉を試みるも、【敏捷度】にペナルティが付いてる状態で、+10ボーナスのついた〈縄使い〉に勝てるハズもなく脱出不可能。
邪悪な笑みを浮かべた司祭に蹴られたり蹴られたり蹴られたりしながら、余命1日を宣告される。
ドレックはペイロア寺院へ向かい、クレリックに色々とぶっちゃける。
曰く、どうも身寄りの無い人々が、新参者の礼拝所の周りで行方不明になっている…とか。
先に言って欲しかった……。いや、色々黙ってたこちらも悪いんだけど。
慌てて礼拝所へ戻ったところで司祭登場。
DM(司祭)「おや、どうかしたんですか?」
しれっと。さっきまでの邪悪っぷりはドコへ行ったのやら。
DM(司祭)「まあとりあえず立ち話も何ですから中で詳しいお話を…」
聞き出そうとするが、〈真意看破〉に成功するはずもなく、のれんに腕押し。
途方に暮れていたトコロで、DMから救いの手が。
司祭の法衣の裾に、妙な汚れ…ぶっちゃけ菌糸が。
ドレック「おや?なにやら汚れが…(触ろうとする)」
DM(司祭)「おのれ、何をする!(蹴る)」
その頃。トルカンは、グラヴ・オヴ・ストアリングの中に隠していたレイピアでロープを切り、何とか脱出に成功。
扉をドンドンと叩き始める。
トルカン「もごーもごもごー(キノコで喋れない)」
ドレック&ブレイ「何の音だ!?」
司祭の目の色が変わる。温厚そうに見えた瞳には邪悪な光が!
ブレイに向けて口からグレイ・ウーズを吐き出す(!)司祭。やっぱコイツ人間じゃ無いよ!
ポリモーフ・セルフを解除すると、司祭は見る見る間に菌糸の化け物に。
テレポート・ウィズアウト・エラーにローグ顔負けの〈軽業〉、さらにはヒールと、多彩な技を繰り出す元司祭。むしろキノコ。
グレイ・ウーズを初見の2人(秘密の工房でのエンカウントに居なかった)は、気付かず手を出してしまう。だめだーだめー。それに手を出しちゃダメー…めー………
ジュッ。
…秘密の工房から愛用してきた、ドレックの+2ドワーヴン・ウォーアックスが…一瞬で、溶けて消えました。
一同しょんぼり。(´・ω・`)
次のラウンド、グレイ・ウーズは召喚時間切れで溶けて消える。
一同、さらにしょんぼり。(´・ω・`)
予備の武器でキノコを撃退し、神殿へトルカンを担ぎ込む。
どうやら、リムーヴ・ディジーズでどうにかなる…らしい。ほっと一息。
後編へ、続く。

鋼鉄城の主終了後、次の迷える魂を喰らう者をプレイする前にレベル低い組の経験値稼ぎ救済措置が。 メンバーは ▼ドレック (ファイター/ドワーヴンディフェンダー) ▼ブレイ (ファイター/ソーサラー/バーバリアン) ▼トルカ […]

鋼鉄城探索。 —

前回までのあらすじは机城空龍機構航開日誌参照。
本日集まったメンバーは
イレイリア(クレリック、中の人はmaichiさん。)
セラ(ローグ/ウィザード/ファイター/ディープウッドスナイパー。中の人は黒猫さん。)
トルカン(ローグ/ダンジョンデルヴァー。中の人はRai.。)
ブレイ(ファイター/バーバリアン。中の人はDAI9さん。)
公式シナリオのネタバレ注意。


ウィザードのいない戦力に微妙な不安を感じつつも、スタッフ・オヴ・ライフによる莫大なヒールと、ボスを倒したと言う安心感がパーティを後押しして残敵掃討を開始。
死闘の跡が残るホールを探索すると、アーケイン・ロックによって閉じられた、いかにも怪しげな扉が。
本日のログインメンバーにウィザードはいません。ローグ達が誇る〈解錠〉技能では開けられません。
「確か、ノックの呪文が使えるベルを手に入れてたはず!」
「エレンティア(ウィザード)のバッグ・オヴ・ホールディングの中です。」
「orz」
結局、ブレイの剣が鋼鉄の扉をバターのように切り裂きました。
破壊完了までわずか30秒足らず。
部屋の中には、笑顔のウィザードが1人。
「まあまあ、ちょっと話をしようじゃないですか。」
つい直前まで、隣で死闘を繰り広げていたと言うのにこの余裕。…怪しい。怪しすぎる。
操られている可能性を考慮して、トルカンが〈真意看破〉による心術感知を試みるも失敗。
対応を決めかねているうちに、向こうが先手を打ってきた!(具体的にはサプライズラウンド開始)
ウィザードの一手はマス・サジェスチョン。ブレイが抵抗に失敗。
「まあ座って話を聞いていきなさい。」
させまいとしてセラがブレイに組み付きを成功させるが、どうしようもない体格と筋力の差。
ブレイは自分の行動順でセラをふりほどき、部屋の中央にあるソファに腰を下ろす。
トルカンは《Quicker Than the Eye》によるフェイントで急所攻撃。ウィザードは〈視認〉が弱い!
対するウィザードはヘイスト、ディスプレイスメントまでかけて準備万端の迎撃体勢。
ウォール・オヴ・フォースでイレイリアとブレイの動きを封じ、弱いローグ勢から各個撃破を狙う。
結局、セラのクリティカルが炸裂し、身体に風穴を開けて絶命するウィザード。
オルター・セルフが解け、正体(虎の化け物)を現した。
部屋を一通り漁り、持ちきれない銀の大鏡(多分〈念視術〉用)にガリガリとキズを付ける。
エレンティアが居たら持って帰ったんだけどなあ…。(´・ω・`)
虎を倒したパーティは、部屋を掃討し片っ端から罠を解除して回る。
1人では見つけられないシンボル呪文の罠も、2人で探せば大丈夫!(主に協力による+2状況ボーナス)
悪魔の私室を漁ったり、書庫をスルーしたり、作戦室をスルーしたり
(「〈知識〉判定とか言われても技能無いし無理!エレンティアが居る時にまた来よう!」)
見ただけで発動する(そしてCRは変わらない)極悪な死のシンボルに引っかかったりしながらも、鋼鉄城のマッピング終了。
ここで一時中断。次回のエピローグはフルメンバーで迎えたい。
(追記:2004.10.23)
何を血迷ったのか、ウォール・オヴ・フォースをアンティマジック・フィールドで消してた気がする。
DMもプレイヤーもその時は普通にスルーしてたけど……消えるわけ無いよねえ。(汗)

前回までのあらすじは机城空龍機構航開日誌参照。 本日集まったメンバーは イレイリア(クレリック、中の人はmaichiさん。) セラ(ローグ/ウィザード/ファイター/ディープウッドスナイパー。中の人は黒猫さん。) トルカン […]