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TRPGについていろいろ書いたり。ツールとか置いてあったり。

最終戦争の影#1 —

前回の続きから。

  • ラウ:素手攻撃とギザームを組み合わせた全く新しい格闘技を操るウッド・エルフのレンジャー/モンク
  • ケン:盾装備と両手持ちを華麗に切り替えて戦うHFO。二刀流は(再訓練で)無かったことになった。
  • メイ:盾、鎧、武器を一切身に付けない筋力8の魔術領域クレリック。

キース・ベイカーの底知れぬ悪意に戦慄した!

ある日雨の降る夜、伝達所が何者かによって襲撃されているのを発見。
言葉を濁す伝達員から、『エラドレン・ド゠カニス』からのメッセージだという事を聞き出し、急ぎ『壊れた金床亭』へ。
エラドレン嬢との再開。間髪入れずウォーフォージド『カトラス』とコボルトによる襲撃。
カトラスがロングソードを抜き放つ。魔剣が放つ魔力光が金床亭を照らす。PLの眼の色が変わる。
襲撃者が動かなくなった事を確認すると、エラドレン嬢は3人に革の背負い袋を押し付け、夜の闇へ消える。
背負い袋を開き、魔法の品『ヒューワーズ・ハンディ・ハヴァサック』である事が解りPL一同喜色満面。
中には手紙と2000gp相当の金貨と白金貨、そして奇妙な棒状の物体が。
手紙には『モーンランド』の『ホワイトハース』で『スキーマ』を回収してくるように、との指令が。
それも、「できるだけ早く」だ。
まずは『ダーグーン』に向かい、『フェイリン』の協力を得、『ローズ・クオリー』で情報を入手せよ、との事。
十分な前金を貰い、一行は旅の準備を整える。

……あれ?キース?ちょっといいかな?何か大切な事を忘れているんじゃないかな?

DM「結論としては、船『エレメンタル・ガレオン』ルートと列車『ライトニング・レイル』ルートと徒歩ルートがあるんだけど」
PL「徒歩ってどれくらいかかるの?」
DM「そーね、大陸を半分横断するぐらいの距離があるね」
PL「ねーよwww」
DM「ですよねー」

PL「徒歩は遅いしランダムエンカウントとか死ぬるから。やっぱ船だな。船賃は?」
DM「えーと…………え?あれ?なにこれマジで?」
PL「……いくらかかるの?」
DM「(試算中)…………一人頭1000gpぐらいかかるね。」
PL「は?」
DM「(地図確認中)5sp/マイルで、シャーンからダーグーンまでを海路。岬を回るから軽く2000マイルぐらいある」
※シナリオ上4日で到着するので、停泊時間を考慮しなければ(0.5gp/マイル)×(20マイル/時間)×4日 ≒ 960gp
PL「……」
DM「どーする?」

PL「船は高価だし襲撃されて死ぬるし高価だからやめようぜ。ライトニング・レイルだな」
DM「ダーグーンまではレイルが通ってないから、乗れるのは3日まで。途中からはキャラバンに同行して12日ばかり徒歩ね」
PL「安く上がるならまあ……」
DM「(試算中)……あれ?」
PL「ちょ」
DM「遠回りになるから値段変わらない感じ?かも?」
※停車時間を考慮しなければ(0.5gp/マイル)×(30マイル/時間)×3日 ≒ 1080gp
PL「……船でお願いします」

DM「3名様で3000gpになりまーす」
PL「……ハヴァサックの中身2000gpしか無いんだけど」
DM「3000gpになりまーす☆ミ」
PL「魔剣売るよ!なんだよこれ!ぬか喜びかよ!」
DM「いやー、与えた報酬を即奪い取るキースさんパネェ。」
PL「……これ普通にPC4人いたらハヴァサックも売らなきゃいけないじゃん?」
DM「悪意を感じるね!キース△!」

もちろん船の上ではスケルトンの襲撃があったりしたんだけど、まあそれはよくある話なので割愛。
*無事*にダーグーンに到着しましたよ!


Categorised as:D&D3.5e | 最終戦争の影



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