gamemaster.jp

TRPGについていろいろ書いたり。ツールとか置いてあったり。

キャンペーン外伝。(前編) —

鋼鉄城の主終了後、次の迷える魂を喰らう者をプレイする前にレベル低い組の経験値稼ぎ救済措置が。
メンバーは
▼ドレック (ファイター/ドワーヴンディフェンダー)
▼ブレイ (ファイター/ソーサラー/バーバリアン)
▼トルカン (ローグ/ダンジョンデルヴァー)
ソーサラーは1レベル咬ませてあるだけ。
スペルキャスター無しでどこまでいけるのか……?
マジックアイテムの素材を求め、クレルという街へ訪れた一行。
街は明らかに活気がなく、何やら異常な雰囲気。
理由を尋ねてみれば、毎晩謎の怪物が街へ押し寄せ、夜も眠れない日が続くという。
この状況では、とてもじゃないが仕入れは不可能。なんとか問題を解決しなくては…。
詳しい話を聞くために、街の警備隊へと足を向ける。
隊長と司祭が口論をしているのに出くわすが、とりあえずスルーする一行。触らぬ神に祟り無し。
口論も終わった後で、街を守るための警備隊に参戦しつつ、色々と話を聞いてみる。
どんな怪物が来るのかを知らないと、対処の仕様もないわけで。
「どんなモンスターでしたか?」
「丸い玉みたいなのに触手みたいなのがいっぱい生えてて、目がいっぱいあって……」
……び、ビホ様!?ビホ様ですか!?
「いや、ありえない!ありえないだろ!それはない!」
詳しく話を聞けば、どうやらビホ様では無い模様。サイズが違う。一同一安心。
ついでに、口論していた司祭の話を聞いて見るが、どうも口を濁される。
詳しい話を聞くのは無理そうだ。余所者には話せない事もあるのだろう。(〈交渉〉失敗)
一応、腐れ縁となりつつあるペイロア神殿へも顔つなぎに。
毎晩押し寄せてくる怪物達の被害者は、精神を破壊されてしまう様子。
被害者はまだ会える状態じゃ無いらしい。
同じく司祭の話を聞いてみるが、どうやら新参の異教徒の様子。
下町に人気はあるものの、ペイロア神殿は良く思っていないらしい。(当然だけど)
言葉を濁されてしまう。(やはり〈交渉〉失敗)
〈情報収集〉と〈交渉〉の出目の悪さに絶望しつつ、夜を待つ。
その晩、街を襲ってきたのは、実に奇妙な怪物達。
脆い(HP20、AC25ぐらい)上に倒すと溶けて消える。でも急所攻撃は乗る。つまりアンデッドじゃない。
「なんなんだこいつらは!?」
怪物を撃退している途中で、人影を発見するも、あっさりと魔法で逃げられる。
トルカン「い…インビジビリティなら見えますじょ?(超常視覚:通称デルヴァー髭発動中)」
DM「いません。」
トルカン「エーテルかテレポート…。何もできません。〈呪文学〉もありません。orz」
結局、その晩は黙々と街を守ったのでした。(脅威度にならず)
夜が明けて詳しい話を聞いてみると、どうやら怪物は、滅びた隣村から来ていた模様。
街の防衛で徹夜明けの一行は、一眠りしたら隣村へ向かう事に。
あんまり寝なくても大丈夫(Ring of Sustenance装備)なトルカンは、
他の2人が寝てる間に情報を集めようと街へ出る。
〈情報収集〉の目の悪さに絶望しつつ、半年前ぐらいに建てられた礼拝所の司祭に話を伺う事に。
〈はったり〉と〈真意看破〉の応酬。
トルカン「…なんか、とんでもない〈はったり〉持ち司祭だ…(〈真意看破〉失敗した)」
DM(司祭)「まあ、立ち話も何ですから、お茶でもいかがですか?」
トルカン「(失敗してるしなあ…)い…いただきます。」
DM「じゃあ頑健で」
トルカン「 1 振 り ま す た 」
ドレックとブレイが目を覚ました昼下がり。トルカンは、宿に戻っていなかった。


戻ってこないトルカンを探しに街へ出るドレックとブレイ。
礼拝所へ辿り着くものの、戸は閉まり、中の様子は伺えない。
周りの住人に話を伺うが、司祭に関して悪い噂は伺えない。
一方トルカンは、目を覚ますと地下室の中。かろうじて生きてる!死んでないぞ!
しかし体からキノコが生えたりして、シイタケ栽培の苗床状態。気分は冬虫夏草。
〈脱出術〉を試みるも、【敏捷度】にペナルティが付いてる状態で、+10ボーナスのついた〈縄使い〉に勝てるハズもなく脱出不可能。
邪悪な笑みを浮かべた司祭に蹴られたり蹴られたり蹴られたりしながら、余命1日を宣告される。
ドレックはペイロア寺院へ向かい、クレリックに色々とぶっちゃける。
曰く、どうも身寄りの無い人々が、新参者の礼拝所の周りで行方不明になっている…とか。
先に言って欲しかった……。いや、色々黙ってたこちらも悪いんだけど。
慌てて礼拝所へ戻ったところで司祭登場。
DM(司祭)「おや、どうかしたんですか?」
しれっと。さっきまでの邪悪っぷりはドコへ行ったのやら。
DM(司祭)「まあとりあえず立ち話も何ですから中で詳しいお話を…」
聞き出そうとするが、〈真意看破〉に成功するはずもなく、のれんに腕押し。
途方に暮れていたトコロで、DMから救いの手が。
司祭の法衣の裾に、妙な汚れ…ぶっちゃけ菌糸が。
ドレック「おや?なにやら汚れが…(触ろうとする)」
DM(司祭)「おのれ、何をする!(蹴る)」
その頃。トルカンは、グラヴ・オヴ・ストアリングの中に隠していたレイピアでロープを切り、何とか脱出に成功。
扉をドンドンと叩き始める。
トルカン「もごーもごもごー(キノコで喋れない)」
ドレック&ブレイ「何の音だ!?」
司祭の目の色が変わる。温厚そうに見えた瞳には邪悪な光が!
ブレイに向けて口からグレイ・ウーズを吐き出す(!)司祭。やっぱコイツ人間じゃ無いよ!
ポリモーフ・セルフを解除すると、司祭は見る見る間に菌糸の化け物に。
テレポート・ウィズアウト・エラーにローグ顔負けの〈軽業〉、さらにはヒールと、多彩な技を繰り出す元司祭。むしろキノコ。
グレイ・ウーズを初見の2人(秘密の工房でのエンカウントに居なかった)は、気付かず手を出してしまう。だめだーだめー。それに手を出しちゃダメー…めー………
ジュッ。
…秘密の工房から愛用してきた、ドレックの+2ドワーヴン・ウォーアックスが…一瞬で、溶けて消えました。
一同しょんぼり。(´・ω・`)
次のラウンド、グレイ・ウーズは召喚時間切れで溶けて消える。
一同、さらにしょんぼり。(´・ω・`)
予備の武器でキノコを撃退し、神殿へトルカンを担ぎ込む。
どうやら、リムーヴ・ディジーズでどうにかなる…らしい。ほっと一息。
後編へ、続く。


Categorised as:D&D3e

Comments are disabled on this post


Comments are closed.