「は?」
「ギルド経験点が絶望的に足りない。」
「所持金も足りない。」
「ランダムダンジョンで稼がないと生きていけない!」
「…じゃあ、せっかくだからシナリオフック使おう。」
アリアンロッドRPG ダブルイメージキャンペーン 2.5話
「地の遺跡」
…かくて、ランダムダンジョンの扉は開かれる。
1話終了後の成長を、それまで貯めていた経験点で済ませてしまった結果、
ギルド経験点が致命的に足りてなかったのです。(ギルドレベル2)
しかも、本来ならシナリオ上ではPC③宛に報酬を渡すはず…だったんだけど、
丁度運悪く3人目はPC④導入。(エルダナーンのメイジだったから)
お金もギルドスキルも無い状態で次のシナリオは…(ちらっと見る)…無謀過ぎ。(‘A`)
ランダムダンジョンも致し方なし。
「それで、DL(ダンジョンレベル)は?」
「11で。」
「…は?」
「戦闘にかかる時間は同じぐらいだし。それなら実入りが多いほうを!」
「マジっすか…(‘A`)(11レベルは無謀だよなあ……。NPCに手伝わせとくか…。)」
ラスボスを兼ねて、アコスキルが使えるモンスターを選ぶことに。
DL11に合わせて、上級ルールブックからチョイス。(これが間違いだった)
時間の都合でダンジョンは3×3の3階層。
とりあえず導入。
両手剣マスタリーを泣く泣く取得したアルムの前に、一人の神官が現れる。
神官「ぶっちゃけ、片手魔剣が遺跡にあります。一緒に行きませんか?」
アルム「(プレイヤー)……GM、成長のやり直しを希望します(‘A`)ノ」
GM「(ぶっちゃけ嘘だしなあ…ムゴい結果になっちゃう)…却下の方向で。(‘A`)」
アルム「…(‘A`)」
一部屋目から、バトー面の巨人(ギガース)を相手に大立ち回りを繰り広げるハメに。
ギルドスキル《蘇生》に加えてプレマシーの〈ソウルバスター〉まで使って勝利を収めると、
ベルが躊躇せずフェイトを3点突っ込んで金貨(20000G)をもぎ取る。
…この時点で目的の8割は達成されました。(‘A`)
普通のランダムダンジョンだったら「もう帰ろうぜ」とか言い出してる所だったよ…。
その後も1戦1戦がクライマックスフェイズ並の戦闘が続く。(当然だけど)
何とか3Fまで降りて、Aイベントを発生させた時にはギルドスキルは使い切り、フェイトは0。
最後に用意したボスとの対決。ここでパッシブスキルの存在を失念してた事に気づく。
(あっ…殺しちゃう。やばいなあ…。MP無いのを良いことに撤退しちゃうか。)
結局、MPを使い切る直前に〈テレポート〉で撤退。悪いことしちゃったなあ……。
教訓:無謀なダンジョンレベルに挑戦させない。敵はDLじゃなくてキャラクターに合わせる。
……まあ、稼いだし…いいよね?
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