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現れた地下都市:最終回(後編) —

『カートリッジロード!』
『ねーよwww』
『──ディバインバスター!!120点の[電気]ダメージが2発!』
『( д ) ゜ ゜』
※一応追記。どうやら開放型呪文修正は1回に特技1つのみの模様。つまり今回のアレはできないよってこった!


▼舞台裏
敵パーティも、最後の決戦に備えて、万全の準備を行っていた。
ルームドがトライアドスペルで増やしたディヴァイン・インサイトを唱え、エングリムの〈呪文学〉は出目10で51に達する。
エングリム(グレイ・エルフのインカンテイター)の共同呪文修正により、5レベル以下の呪文は《呪文24時間持続》が可能となった。
リサイテイション
プレイヤー
ライチャス・オヴ・ザ・フェイスフル
マス・レッサー・ヴィゴー
以前にムーン・ボルトで無力化された経験から、エングリムにはシェルタード・ヴァイタリティをかけておく。
全員でヒーローズ・フィーストを食べる。
エナジー・レジスタンス:ファイアエナジー・レジスタンス:エレクトリシティエナジー・レジスタンス:コールドで[火][電撃][冷気]をそれぞれ30点ずつ軽減。
パーティ中最強の火力を持つエングリムをフォーチュネイト・フェイトシールド・アザーで護る。
そして、ルームド最大の秘策。《呪文効果範囲変更》により、円錐状に形状を変えたアンティマジック・フィールドが展開される。
全員にフライをかけ、ヘイストで加速した後にテレポートで最後の決戦へと挑んだ。
▼決戦
「奴等が来る!」
陣形を広げるPC達の頭上に、敵冒険者達が姿を見せた。
同時に、魔法が突如抑制される。
アンティマジック・フィールド!?」
「一体どんな方法でテレポートと同時にアンティマジックを!?」
エングリムが全ラウンドアクションを消費して叫ぶ。
「貴様達に、我々の世界を、滅ぼす権利など──あるものか!」
足元のビッテン(アンティマジック・フィールドの範囲外)に向け、スタッフを構える。
スタッフ・オヴ・ライトニング・ボルトを15チャージ消費し、クイッケン・マキシマイズ・エナジー・アドミクスチャー・ツイン・ライトニング・ボルトが炸裂。
1回のセーヴに成功するものの、180点ダメージの轟雷がビッテン(ドワーヴン・ディフェンダー)を襲う。
『…死んでない!』
『マジで!?』
『一時HPと防御の構えが無ければ死んでいた!』
「……化物め!」
エングリムが憎悪の声を上げた。
ルームドのブラスフェミィにより、腹心のロック(クレリック)が無力化される。
壮絶な打撃戦が始まった。
状況を一変させたのは、腹心のアンタレス。
エングリムの真下に入り込み、サンダーランスで機会攻撃範囲に収める。
エングリムは再度スタッフを足元に向けて撃つが、反応セーヴに成功されてダメージ0。続いてクイッケン・リシプロカル・ジャイアを放つが、アンタレスは一時HPのおかげで1点残して生き残る。
エングリムが倒れた次のターンでとどめの一撃。
急所攻撃&秘術の打撃&クリティカルが炸裂。
『頑健でDC39!』
『ウィザードにそれは無理だ……失敗。HPが-10になったのでフォーチュネイト・フェイトヒールが発動。』
『……まさか、復活してくる!?』
『しかし頑健ST失敗しているので、HP全快だが死亡は死亡。』
『──綺麗な顔してるだろ、死んでるんだぜ、それ…。大した怪我もないのに、ちょっとセーヴィングスローが悪かっただけで、 もう……動かないんだぜ』
『wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww』
続いて、ルームドも倒れる。シールド・アザーのダメージは地味に響いていた。
不利を見て悟ったエリナは逃亡。
最後に残ったデルカは最後まで戦って力尽きた。
▼後始末
デスモドゥの集落と、サラマンダーの城砦に張られたウォール・オヴ・フォースディスインテグレイトで粉砕。
溶岩に飲み込まれていく地下都市を後にした。
▼次回へ続く
エリナにコンタクトを試み、「金だけの関係だからもう知ったこっちゃないね!近寄ってくんな化物共め!」との言葉を得た。
デルカの遺体にスピーク・ウィズ・デッドする事で以下の情報を得た。

  • アシャーダロンの心臓を破壊した事で、バランスが崩れた事。
  • 心臓の代わりが、他の世界の命で補われている事。
  • 心臓の代わりになる「何か」があれば他の世界は救われると言う事。

世界に危機が迫っていることは間違いないが、状況は未だ見えない。


Categorised as:現れた地下都市



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